三月の初めに、静岡県御前崎にあるタイラバ船「伊達丸」さんにお世話になりました。
以前より、鯛専用ジグの開発を進めており、各地のタイラバ船にお邪魔しておりました。
タイラバとは、球形の重り玉(ヘッド)と様々な色、形、長さのスカートとラバーを組み合わせたもので、
釣り方としては、底に落としたタイラバを、一低速度で巻き上げ、ある程度のところまできたら、また底まで落とす、そして巻上げ、そして落とす、そして、、を繰り返すというシンプルなもの。
しかし、巻き速度や、ヘッド、ラバーの色や形状のチョイスによって釣果は大きく分かれることも多く、やればやるほどタイラバの奥深さに気付かされます。開発担当もすっかりハマってしまい、昨今のタイラバ人気に納得しているようです。
さて、冒頭で触れた鯛専用ジグについて、ここ最近、メタルジグを用いた鯛ジギングの需要も高まっており、タックルハウスの製品では近海仕事人CB(センターバランス)を使って頂く方も多いのですが、汎用性の高い近海仕事人CBはとは別に、専用設計モデルの試作を繰り返していました。
現在は、ある程度形状も決まり最終調性段階に入っています。
基本的な使い方は、タイラバと同じように、ボトムからノーアクションの巻上げ。
もしくは、シャローエリアの場合、広範囲にキャストしてからのボトム付近や中層の横引き。
ジグのタイプ的にはただ巻きでしっかりと泳ぐスイミングジグです。
近々皆さまにもお見せできると思います。
ちなみに、この日釣り上げた鯛は全てタイラバでの釣果です。
まだまだタイラバから得るものは多いです。
最終的に、タックルハウスがルアー作りで養ってきたものに、タイラバから得たプラスαを高次元で融合できれば、と思います。
「伊達丸」様お世話になりました!
釣り船 伊達丸ホームページはこちら