【Field report】南アフリカ ネイティブトラウト。2022

フィールドレポートを更新しました。愛知県のテスター高橋様より。

釣行データ

釣行日: 2022年
釣行エリア: 南アフリカ
情報提供者: 高橋誠様(テスター)
釣果:レインボートラウト他
使用タックル
Lure:バフェットジョインテッド51

コメント

「2022年トラウトシーズン。

タックルハウス社トラウトルアーデザイナー:高橋チーフから「バフェット・ジョインテッド」BUJ51SとBUJ46Sの最終プロトが託された。

「使用にあたり、ロッドアクションしないでね!ただ巻きで使ってね!」と、高橋チーフよりメッセージが・・・。
渓流のミノーイングに関して、ロッドアクションやリーリングの変化によるルアー操作を重視している私にとっては、なかなか難しいリクエスト。
「我慢できるかな?笑」
そんな会話から、2022年がスタートしたのである。
が、開幕早々、仕事で海外へ長期間飛ぶことに。
スイムテストしかしていない状況で次に日本に帰り着き、「バフェット・ジョインテッド」に再会したのは、既にお盆だった。

残りのテスト期間は1ヶ月強。
そこからがまたツイていない・・・
記録的猛暑で高水温が続いた後は、毎週末の記録的大雨。
私がメインフィールドにしている東海地方の各河川は、見事に酷く増水し、結局最終プロトではアマゴの数回のバラしで終了。
高橋チーフ、お役に立てずごめんなさい・・・

不完全燃焼の日本トラウトシーズンが終了したそんな中、10月からまた暫く仕事で南アフリカ共和国へ飛ぶ事に。
「アフリカ」と聞くと「トラウト」に結び付くイメージが無いかもしれないが、南部アフリカにはなかなかのグラマラス&マッチョなトラウト達が住み着いている。
日本の渓流クラスの河川に、大きい物で60cmを超えるものも。
パッキングをする中で、申し訳無い気持ちを思い出し、ふと、部屋の傍にあった「バフェット・ジョインテッド」をスーツケースに忍び込ませた。

日本が秋から冬へと向かう中、南半球の南アフリカは春から夏へと向かう。
休日にチャンスを見つけては、川に繰り出してみた。
やっと最終プロトのテストらしいテストが出来たのである。

「ロッドアクション無し」「ただ巻き」のミッションがあるので、いかにリップが流れを掴んでルアーを漂わせるかに注力してみた。
流石にこのメソッドで、流れの早い場所の真アップトレースは難しいが、アップクロス、クロス、ダウンクロス、ダウンがこの「バフェットジョインテッド」の主なシチュエーションになると思う。

実際に、使い倒してみると、アクションが実に艶かしい。
リアルな「魚」とはまた違うが、リアルな「生き物」そのものだ。

今回は、ターゲットを60cmアップまでを想定しているので、5ftのMLクラスロッドに、6lbライン+12ポンドリーダーの渓流にしては割とヘビーなセッティングだったが、BUJ51Sで3.8g、BUJ46Sで3gあり、キャスト〜トレースまでストレスなく攻める事ができた。
これは、日本の渓流だけでなく、中流域のセッティングでも活用できるだろう。

特筆すべきは、独特の魚の出方である。
これは、日本で数回アマゴをバラした時も同じであるが、
魚がルアーを認識した後に、ある程度の間合いを保った後、もしくは流芯やストラクチャーの陰から、一気に加速してバイトして来るのだ。
(今思うと、不意のバイトに心の準備が出来ていなかった言い訳が・・、)

通常のミノーであれば、魚がルアーを認識した後にチェイスして来るのが一般で、そこにバイトのタイミング作りや、フィーディングゾーンへの送り込み等、人間側の操作で釣果に差が出ると考える。

しかし、だ。
「バフェットジョインテッド」に関しては、魚がそーっと、もしくは物陰に隠れて寄って来て、一気に間合いを詰めるて来る。
経験のある方は解るかもしれないが、フライフィッシングでのドライや、ソルトウォーターでの青物のトッププラグ誘い出しに出方が似ている。
すーっと寄って来た魚が「あれっ、見切られたな」と思っていると突然バイトしたり、「チェイス無いなー」と思っていると、突然魚が現れる(バイトする)のである。
慣れないとこれがなかなか心臓に悪い笑

通常のミノーイングのリアクションバイトとはまた違い、つまり違った形のゲームフィッシングができるのでは?と発売に期待が膨らむ。

今回は残念ながら、シングルフックのオリジナル仕様で「ロッドアクション無し」「ただ巻き」のテストだけで終わってしまったが、これに自由なロッド操作と、フォール等を織り入れたリール操作、そしてトレブルフックを付けたポテンシャルが加わった場合、末恐ろしい・・・
発売が目前ではあるが、今後も新しい次元で使い倒してみたい。

また、南アフリカのトラウトに関しては、これ位の薄い情報で大変申し訳ないが、何かの機会に濃厚にレポートできればと思う。」

http://www.tacklehouse.co.jp/product/buj.html バフェットジョインテッド製品ページ

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