【Field report】神奈川県湘南サーフ小型青物。2021/7

フィールドレポート更新しました。スタッフ古賀より。

釣行データ

釣行日：　2021年6月～7月
釣行エリア：　神奈川県湘南サーフエリア
釣果：ワカシ、ショゴ
使用タックル
Lure：SHORES（ショアーズ）ジグ18g & 30g

CONTACTFEED.POPPER＜フィードポッパー70SW＞

WEB広報の古賀です。

前回、コロナ禍での近隣フィッシングとして神奈川近郊の渓流トラウトをご紹介しましたが、今回はサーフについて。

湘南エリアのサーフは自宅から近いところで自転車で10分程。最も遠いポイントでも車で30分程度走れば行けるとあって、シーズン中はちょくちょく顔を出しています。大体4〜5月頃からサバやブリの幼魚ワカシが回遊しはじめ、タチウオ、カマス、夏が近づくと、ショゴ（カンパチ幼魚）、ソウダガツオ、シイラ、秋にはブリや時にヒラマサも回遊するショアジギングアングラーに人気の釣り場です。

今年も現時点で～30cm程のワカシが好調に釣れています。ターゲットが小型とはいえ人気のポイントでは夜明け前から等間隔に釣り人がズラッと並ぶほど盛況です。ワカシが回遊してくれば皆が平等に釣れるという訳はなく、攻め方やルアーセレクトで釣れている人、そうでない人の差がハッキリと現れます。開けたフィールドで隣の釣り人との距離が近い分、周りの釣果が否応なく目に入ってしまうので自分が釣れていればなんとなく優越感に浸れますが、その逆もあり「心静かに釣趣を味わう」といった雰囲気とは無縁のフィールドで、どちらかと言えば無意識のうちに両隣の釣り人と切磋琢磨しつつ答え合わせを楽しむ「エリアトラウト」的な楽しみがあるとも言えます。

そんな湘南サーフに出勤前の短時間通っているなか最近見つけた、これは自分だけ良い思いしているな、と感じたルアーローテーションをご紹介します。

まずは、ブレードジグの【ショアーズジグ18g】

目視できるナブラが出ていたり、水面で逃げるベイトが見えるような”魚っ気”のある状況ではショアーズジグ18gのタダ巻き。ジグを投げているとロッドでアクション付けしたくなるものですが、ボディー自体がミノーのように泳ぐのと小型の固定ブレードのキラメキだけで十分アピールしてくれます。ブレードジグにはボディは動かずにブレードが回転するタイプもありますが、ショアーズジグは本体が泳ぐタイプです。

おもちゃ感の強いカラーリングが青物狙いの人に敬遠されがちですが、スイムアクション時の背面の”べた塗り”と腹面のホログラムの明滅が、他には無い存在感を出しているような気もしています。なにはともあれ、湘南サーフの小型青物にはとても効果的でした。

リアのトレブルフックのみの仕様はフッキングに？？な方もいるかもしれませんが、フロントアイにアシストフックを付けて掛かりを試していますが、小型ブレードがバイトマーカーとして効いているようで、リアのトレブルフックへのフッキングが大半です。とはいえ、アシストフックへのフッキングもありましたので、気になる方は付けたほうが安心できると思います。ターゲットが大型になればまた別の改良が必要になると思います。

発売から8年程経過して少し存在感が薄くなってしまっていますが、ここ数年ブレードジグが流行っているようですので改めてショアーズジグをお勧めしたいです。

次に昨年リリースしたシンキングポッパー【フィードポッパー70SW】

【飛ぶ、騒ぐ、泳ぐ。】フィードポッパー70シンキングワークス

なにをやっても反応がなく、見渡す限り周りの釣り人も沈黙しているとき、不意にこれを試したところ自分にだけ反応が集中したことがあり、それ以来積極的に使うようにしています。止めていれば沈んでいくシンキング仕様ですが、使い方はトップです。効果的だった使用方はタダ巻きで水面直下を泳がせながら、一定間隔でロッドアクションを入れ水面スプラッシュを織り交ぜます。やる気なく回遊している個体がポップ音と水飛沫でスイッチが入る感じです。ワンサイズ上のCFP100SWはブリやオフショアのカツオ狙いで既に人気ですが、このCFP70SW（70ｍｍ/15ｇ）のサイズ感は集魚力、食わせ力、飛距離のバランスが湘南サーフだけでなく、小型から中型主体のライトショアジギングで大いに活躍しそうです。飛距離だけで言えば飛ぶジグの半分程度かもしれませんが、それをカバーする釣魚力を感じました。