禁断の重心移動システム…自選エッセイ集【26】
10年前のエッセイ?を載せます。(これを書いたのは2000年、2月)
最近の市場に出回っている重心移動システム入りルアーの幾つかを見ると、また注意が必要と感じました。メーカーの設計者さんを含め、ハンドメイドを楽しまれる方も、読 ...
ルアーと車(1999年)…自選エッセイ集より【23】
海に近い、田舎の一人暮らしだというと、気ままにのんびりと生活できて、いいですね、とよく言われる。
そんな日もときにはあるのだが、日常はけっこう賑やかだ。釣り仲間の出入りがあるのはもちろん、電話は都会にいたときより頻繁に鳴る。 ...
一本チャレンジャー…自選エッセイ集【30】
それは昨今の干潟ブームが興る以前、まだ、会う人は知り合いばかりという、静かな夜の海での出来事だった。
ルアーを投げる度に、潮に乗って流れてくる千切れた海苔がフックに絡んで閉口するが、それさえ無ければ、毎回のようにアタリがある。 ...
無事を願って…自選エッセイ集より【21】
免許の更新に行ってきた。奇跡が起きて、初めてゴールド免許になった。好運とGPSレーダーのおかげである。
講習会場に行ってみると、駐車場からして雰囲気がいつもとは違う。軽とファミリーカーしかない。車高を下げている下品な車は自分だ ...
犬になり鮭になった話…自選エッセイ集【27】
先日、長年馴染んだ鼻ヒゲを剃った。ついでに髪も短くしたが、まあ、こちらの方はあまり変わりないようだ。
おかげで翌日、近所の近視のオバサンに挨拶しても、素通りされてしまった。後で聞くと、そのときは坊さんにも、ヤクザにも見えたそう ...
バキュームキッス…自選エッセイ集より【20】
ルアーマンは、フッキングの瞬間に声をあげるときがある。思いつく所では、ヒットォー、ヨシッ、クッタァーとか、人それぞれだ。バス釣り育ちだと、フィーッシュとかフィッシュオンとかも加わる。
中には、いきなりバレナイデーと叫んだりする ...
開かずの引き出しを開けたら…自選エッセイ集より【25】
必要あって、家具の配置換えをすることになった。タンスがヤケに重く、ひさしぶりに開けた引き出しの中から、なつかしい釣り雑誌が出てきた。
何でタンスの中に、と思われるかもしれないが、それは、頻繁に引越していた時期があり、面倒なので ...