鹿児島県の上宮様より釣果写真とメッセージを頂いておりましたのでご紹介します。
釣行日: 2017年8月中旬頃
釣行エリア: 鹿児島県大隅半島エリア
情報提供者: 上宮則幸様
ターゲット:シイラ
使用タックル
ルアー:CONTACT BRITT<コンタクト・ブリット>CBP 145 11.サンマ
ロッド:Fishman BRIST 103XH proto
リール: ABU Bigshooter WM 60
ライン:山豊テグス FAMELL ジギングPE 4号
リーダー:山豊テグスフロロショックリーダー同18号
「鹿児島県大隅半島でも毎年盛夏にシイラが釣れ盛りますが、今年は沿岸への接岸が遅れ気味。
漸く7月後半になり釣果も安定し始め、メーターオーバーのシイラが上がりはじめました。
わたしも時間を作り、磯へシイラ狙いで集中釣行。
連日メーターオーバーを多数キャッチしていました。
ベイトは磯際に無数に群れるキビナゴ。
メソッドはシンキングペンシルの遠投からのスキッピング。
面白いように次々ヒット!
しかし、その群れの少し沖側にはより大型の個体が時折姿を見せますが、同じメソッドでは全く反応せず。
磯に近いところに2~3m程のサメがシイラを追い回していたため、それを嫌ってより賢い大型は岸に寄らないものと思われます。
ただし、全く反応しないのは腑に落ちない。
シンペンからポッパー、ポッパーからミノー、ミノーからペンシルベイト…とルアーチェンジ。
ブリット145をフルキャストすると、磯上がりの時間を知らせるタイマーがスマホから聞こえたのでスマホに手を伸ばしタイマーをOFFにした途端、沖で大きな水柱が上がり、ロッドに衝撃が!
フックアップこそしませんでしたが、さっきまで釣れていたサイズより明らかに大きな個体のバイトでした。
それにヒントを得て、あと30分だけチャレンジしてみようと思い、それまで振っていた磯平鱸タックルから大型青物対応のゴツいタックルに持ち替えました。
確かにさっきは巻かない時に食ってきた…
ブリットをフルキャストして巻かずに沖の流れに乗せドリフトで探ります。
もちろん確信などなく、半信半疑。
メインベイトのキビナゴ以外を飛びきりデカいシイラ達が食っているのか?はたまた、さっきまでのスキッピングにスレて見切っているだけなのか?
バイトはすぐに出ました!
さっきと同じく大きな水柱が上がりました!
今度は慌てずスラッグをキャンセルした後、フルパワーでフッキング!
これまでヒットしていたサイズとは明らかに違うサイズのシイラが凄まじいジャンプ!
全身を水面から1m以上も跳ね上がらせたかと思うと、水面を切り裂く稲妻のような怒濤のランを展開しますが、こちらもタックルに抜かりはなく、サメのアタックを考慮して強引にポンピング、ゴリ巻き、一気に磯にズリ上げランディング!
会心の一本は120cmを超える見事な魚体。(嗚呼、デコッパチのオスなら完璧だったが…)
ヒットさせ、キャッチしても半信半疑でしたが、キャッチしたシイラを持ち帰り胃の内容物をチェックすると謎は解けました。
アベレージサイズにはキビナゴが、最大サイズの個体にはコウイカの骨や半固形の身が入っていました。
つまり、デカいシイラ達は大量に湧いたキビナゴを食いに来たコウイカを効率良く食らっていたわけです。
なるほど、だからスキッピングではなくドリフトだったのか…と納得。
投げて流したルアーはブリットCBP 145。
R-UNIT 2.0を搭載しています。
そのR-UNIT 2.0とは、ステイ時には水の動きと完全に同調する事のない生命感を与える為の内部構造。
巨大なシイラにとっては、波間に不自然に揺らぐブリットはそのシステムにより生命を与えられ、コウイカに見えたのでしょう。
魚に、ルアーに、わたしはまた「魚釣りって何?」のエッセンスを教えて貰った気分です。
釣れるだけではない。
優れたルアーは、それを作り出すクリエイターの魚釣りへの思いの丈を示し、それを使う者に魚釣りの釣果以上の面白さを諭す教材だと思っています。」
とのことです。
上宮様、釣果情報ありがとうございました!
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