フィールドレポート更新しました。大阪府の吉田テスターより。
釣行データ
釣行日: 2025年11月~12月
釣行エリア: 大阪湾 ショア & ボート(Chase様)
釣果:サワラ、サゴシ
使用タックル
Lure:CONTACT AENO. コンタクトイーノ CA30












「【サワラ、サゴシキャスティングの新ジャンル?
ジャークスティック「コンタクト・イーノ】
釣ってよし食べてよしで人気のサワラ、サゴシゲーム。
現在、使われているルアーの主流はブレードジグ、バイブ、ミノーでしょうか?
その中で最近よく釣れているルアーと釣り方がありまして、現在フィールドテスト真っ最中のルアー!コンタクト・イーノのジャーキングです。
イーノは元々北海道の海アメや海サクラをターゲットに開発されましたが、今流行のサワラ、サゴシのキャスティングゲームで状況によってはブレードジギングに勝てるかも知れない?釣果が各地で出ています。
ジグミノーというのか、シンペンというのか?超細身のボディが特徴のサワラ、サゴシ狙いの新ジャンルとも言える「ジャークスティック」それがコンタクト・イーノです。
イーノのボディ形状は水圧を受け流しロールしながら水を切るように進み、ジャークするとロッドティップの速度そのままに加速され瞬間的にリーリングだけでは不可能なチドる速度域へ。
そしてキモは一瞬だけテンションを「抜く」こと!イーノはノーテンションで水平フォールの姿勢になります、このときのほんの僅かな間が「食わせ」のキモになっていると感じています
【釣り人がルアーへ命を吹き込む楽しさ】
イーノは「ただ巻き」での動きは小さなロールと少し左右に振れる動きだけです、だからジャークや巻きでルアーに命を吹き込むのはアングラー次第ということ。
使い方は、巻き+ジャークが基本。
ハイピッチでもスローでも、ロングジャークでも多彩な動かし方でヒットパターンを見つけてください。
その中でも基本となるのがワンピッチジャークの早巻きです、よく言われるジャカジャカ巻きですね。「巻き」の速度や振り幅のピッチで魚の反応に差がでますので色々とお試しを、ルアーを飛ばしすぎるとリーダーを切られるリスクが高くなるので程々に。
【「食う」レンジと誘い方を意識して】
サワラ、サゴシゲームで面白いのはその日その時間帯でヒットパターンが変わること、ボトム付近でしかヒットしないこともあれば表層の場合もあります。速い動きが良かったり、スローなジャークに反応が偏ったりと状況にアジャストすることで確実に釣果が伸びます。キモはアクション中にラインテンションを一瞬「抜く」こと。
ボトム付近でアタリが集中するときはボトムをとってから縦方向へのジャークを意識して中層まで巻き上げたらフォールの繰り返し。
魚が中層から上を見ているときはロングキャストで広範囲にサーチがおすすめ、任意のレンジまで沈め、魚にルアーを見せてから横方向へジャーキング、このパターンでアタリが連発する状況はイーノの独壇場になる場合も。
さてさて、11月の上旬、大阪湾大正区から出船するチェイスさんにお世話になり、絶好調のインショアのサワラ、サゴシのキャスティングゲームにトライしてきました。
ブリのトップゲームも魅力的なのですが今回はイーノの実釣でもあり、色々なヒットパターンを試す為に朝イチからサワラ、サゴシポイントへと。
朝マズメからの早朝は魚が浮き気味のことが多いのでまずはロングキャストして表層を広くサーチすることに、着水して5カウントしてシャーキング開始、水面直下をイーノを左右へ飛ばし気味に少し長めのジャークで誘っていきます、「カッ!カン!」すぐにアタリがでますがフッキングせず、飛ばしすぎかな?と感じたので、巻きを速めジャークを控えめにするとすぐにヒット!
このパターンで毎投アタリがでます、やっぱりその日その時でよくヒットする動かし方があると実感ですね。
朝マズメが終わると魚が沈んだのか横引きでは反応が無くなってきました、キャプテンが魚探を見ながら「今はベイトのイワシが底にベッタリ押しつけられてるねぇ、イワシを上から押さえつけてる感じです」との事。
今度は底まで沈め、縦のジャークで誘ってみることに、水深は約17メートル。
フリーフォールで着底後すぐにジャーキング開始です、ワンピッチのジャカジャカ巻きで中層まで巻き上げたら再度フォールの繰り返しです。
すぐにアタリ!巻き上げて中層でのヒットです、それからは底付近では大きめのジャークで魚に見せてロックオンさせ、ジャカジャカ巻きで食わせる!的なイメージで誘うと連発です。
僕はこのイメージで誘いをかけてヒットしていましたが、横でタイガーよしたかくんは僕より硬めのロッドを使用して、超ショートピッチのジャークでボトム付近を集中的に狙って連発していました。
使うロッドやリールのギア比などタックルは各自様々なので、自分なりのヒットパターンを見つける楽しみがありますねぇ。
この日は検証のためにブレードジグも投げましたが、ブレードジグによくヒットする時間帯があったり、イーノのジャーキングに反応のよい時間帯もあったりして、結局どちらも釣れる!という感じなのですが、インジェクション(樹脂)プラグでブレードジグに勝てるかも知れない?釣果の出るイーノジャークスティックの可能性に驚きの釣行でした。
もちろんショアからでもイーノはよくヒットしておりまして、ショアからはロッドが長めになる分、ボートロッドと操作感は少し違いますが、ジャークと巻きの組み合わせは同じ、この(画像1枚目)大阪湾のデカサワラは10フィートのシーバスロッドを使ったロングジャークでヒットしました、ショアからの釣りではメタルジグ並みに飛距離が出るイーノは強力な武器になりますよ。」
コンタクトイーノ製品ページ https://www.tacklehouse.co.jp/product/con_ca.html