広報の古賀です。
7月の中旬にトラウトルアー開発担当のフィールドワークに同行して動画撮影をしてきましたのでまとめました。
東京からの強硬日帰り長野釣行でしたので体力的に大変ではありましたが、釣り場は涼しくて快適そのもの。
日本列島全域が連日ニュースになるほどの酷暑に見舞われていますが、そんな話を忘れさせてくれる渓流フィッシング。
「暑くて釣りに行く気になれない」という話を当然よく聞きますが、真夏こそ渓流トラウトを強くおススメします。平地とは別世界が待っています。まだ未経験の方は是非!
この日の釣行に関して少し。今回は新製品のテストや取材は絡まない純粋なフィールドワーク。
ベストシーズン突入!のタイミングを狙って訪れましたが、期待とは裏腹に意外とシビアな状況が待っていました。
そんな状況で安定してトラウトを連れてきてくれたルアーがバフェットシリーズの最古参(発売から早20年!)のS43とSD43でした。(ちなみにフローティング仕様にチューンしたF43とFD43というものもあります)
2g代前半の軽量スペックは「今」の売れ筋ではないのかもしれませんが、コアなファンも未だに多いロングセラーアイテムです。
ヘビーシンキング系では、どうしても大きくなってしまう着水音や早い誘いのテンポが活性の上がりきらないトラウトには嫌われたのかイマイチ反応が悪く、
軽量で繊細でキレのあるアクションが持ち味のオリジナルバフェットに反応が集中した印象です。バフェットジョインテッドも要所で活躍しました。
夏になり支流の沢や源流の釣りも最盛期を迎えます。このような小規模渓流でも不必要なプレッシャーを与えづらいS43やSD43は無類の強さを発揮することがあります。
動画の締めのバフェットSD43での34cm尺ヤマトイワナは、一投では仕留められず、二投、三投目でヒットに至りました。結果論ですが、静かな着水音の軽量ミノーだったからこそ警戒心を掻き立て過ぎず、何度もルアーにアタックしてくれたのではないかと考えます。同じ大きさの物体でも、頭上から何度も”小石”のようなものが投げ込まれてくるのと、”小枝”程度のものが落ちてくるのとでは魚視点で考えると、与える影響は少なくないはずです。
発売から20年を迎えたオリジナル【バフェットS43 & SD43】ロングセラーには理由があります。まだ使った事がないという方も是非お試しください。
バフェットシリーズ製品ページ
https://www.tacklehouse.co.jp/product/bu.html