南関東エリア、近畿エリア営業担当兼、WEB広報の古賀です。
今週は近畿エリアの定期巡回で大阪に来ています。
各釣具店のルアー担当様から色々とお話を聞きましたが、今時期の大阪湾ではメバル狙いのライトソルトゲームが好調との声が多く聞かれました。
また、バチパターンのシーバス狙いでも釣果が出始めたらしく、釣具店は活気に満ちた印象でした。
メバル、セイゴの写真は主に大阪湾南部エリアにて。
バチシーバスは不発でしたが、メバルはどこも高活性。
次に、次第に釣果が上がってきた、春の風物詩、紀北沖のオフショアでのハマチキャスティングゲームの話題も多かったです。
昨年高実績を出した「コンタクト ベゼル36」のクリアカラー、NRクリアカラーですが、
例年より多目に生産したつもりでしたが、メーカー在庫は早々に完売してしまいました。
今なら店頭に並んでいるお店も多いと思いますので、釣行を計画している方は今のうちに是非。
ここから本題ですが、今年は年明けから和歌山方面でショアからの青物が好調です。
そこで、間も無く出荷を開始する青物向け新製品「コンタクト ベゼルジャーク」を手に和歌山へ行ってきました。
同行して頂いたのは、近畿エリアでベゼルジャークのモニタリングをお願いしている大阪在住の吉田裕彦さん。
ここで「コンタクト ベゼルジャーク」の説明を。
90mm/40g シンキング
製品名に“ジャーク”と付けただけあって、推奨したい使用方法はロッドワークを用いた誘いです。
具体的にはダイビングペンシルでの誘い出しの要領で(ほうきを掃くような動きで)連続したロングジャークを加える事で、上昇パニックアクションと水平ローリングフォールを繰り返し、青物にアピールします。
ダイペン、ポッパー等のトップ、ミノーやシンペン等のただ巻き、メタルジグを使った早い展開に反応しない低活性な個体にも見せ方を変えるだけで口を使わせる事が可能です。
ジャンルとしてはジグミノーに当たるベゼルジャークは、ただ巻きだけでも青物に効果的なアクションをするよう設計しています。
スローではS字に近いスラローム、ファストリトリーブではウォブリングします。
浮き上がりやすい性質の為、表層レンジを攻めるのに向いています。
ジグミノーやシンキングペンシルを早巻きで使用した際、一見ウォブリングだけしているように見えても、実は回転してしまっているものが多いのですが、このベゼルジャークは回転してしまうことなく上下関係を保ったままウォブリングを続けます。
回転してしまっても魚は釣れますが、実際のベイトは泳ぎながら回転はしていない(と思います)のでより本物のベイトに近く、警戒心の高い個体にも見切られにくいのではないかと思います。
ただ巻きでの使用時の留意点としては、状況によっては早巻き時に水面を割りやすい点です。
特に足場の高いポイント、強風、高波等のラフコンディション時はその傾向が強まります。
あくまでもジャーキング主体の使い方を前提に、副産物としてただ巻きでも良い泳ぎをする、程度に捉えて頂いた方がこのルアーの使い所が明確になるのではないかと思います。
また、独自のリップ形状はキャスティング時に空気抵抗が少ない為抜群の飛距離です。
話を和歌山に戻します。
この日の大きな目的は、ベゼルジャークの実釣動画を撮影すること。
「ただ巻きだけでオッケー」というアイテムでは無い為、予め使い方をイメージしてもらいやすいようにと考えました。
向かった釣り場は、和歌山の超人気ポイント。
スニーカースタイルでも気軽に釣りを出来る為、釣果の出ている時期は暗いうちから多くの釣り人で賑わいます。
動画を撮るならロケーション的にも磯が最適かとも考えましたが、あえて激戦区で決行しました。
プレッシャーの高い釣り場でスレた青物にもベゼルジャークのジャーキングでのアプローチは最適な気がしたからです。
結果としては、朝まずめに吉田さんがブリクラスと一回り小さい関西で言うメジロサイズの2匹を釣ることに成功。
自分は撮影に専念し一連の流れを動画にも収める事ができましたので、東京に戻り次第編集してお見せしたいと思います。
簡単な内容になると思いますが、使い方の指針の一つになればと思います。
ベゼルジャークの発送は来週頃には開始できそうです。
お楽しみにお待ちください。