BKF175 R2 発売予定と使用フックについて
BKF175をリニューアルしたR2は今月中旬の発売を目標にして制作中です。写真は今回の記念限定カラー、MNレッドヘッド。赤い所に透明で凸レンズ状にした丸い窓があり、内部の微振動球の動きを覗けるようになっています。
リニューアルといってもオール新設計で細かい所まで改良箇所があります。そのいくつかをご覧ください。
また現行175はリニューアル後もしばらくは廃番にすることはないのでご安心ください。数年かけて徐々に移行させていきます。
そして今回はフック無しでの販売になるので、この辺りの詳しい説明をここに掲載しておきます。
☆フック重量とアクションとの関係(R2の場合)
全般的な傾向として、軽めのフックを装着するとゆっくり引いても表層近くをしっかりアクションします。また高速になるほどアクションが大きくなります。
高速で引きたい場合はフック1個あたり3g以上にしてください。約4.6gを超えてしまうとスローシンキングになります。
重めのフックにするほど低速でのアクションが若干鈍くなっていきます。
対応フック例
メーカー | 品番 | サイズ | 重量(g) |
---|---|---|---|
オーナー | ST-46 | #1/0 | 2.6 |
オーナー | ST-46 | #2/0 | 3.71 |
オーナー | ST-56 | #1 | 2.14 |
オーナー | ST-56 | #1/0 | 2.94 |
オーナー | ST-56 | #2/0 | 3.9 |
オーナー | STX-58 | #1 | 2.21 |
オーナー | STX-58 | #1/0 | 3.03 |
オーナー | STX-58 | #2/0 | 4.14 |
オーナー | ST-66 | #1 | 2.22 |
オーナー | ST-66 | #1/0 | 3.18 |
オーナー | ST-66 | #2/0 | 4.56 |
がまかつ | RB-MH | #2/0 | 2.4 |
がまかつ | SP-MH | #2/0 | 2.3 |
がまかつ | SP-H | #1/0 | 2.5 |
がまかつ | SP-H | #2/0 | 3.0 |
がまかつ | SP-H | #3/0 | 3.4 |
がまかつ | RB-H | #1 | 2.2 |
がまかつ | SP-XH | #2 | 2.6 |
がまかつ | SP-XH | #1 | 3.1 |
がまかつ | SP-XH | #1/0 | 3.8 |
がまかつ | SP-XH | #2/0 | 4.6 |
フック重量は、メーカー公称値です。多少の誤差が生じることがあります。
↓浮き姿勢の参考写真です。(海水)重いフックほど尾部が下がります。普通のリトリーブでの潜行深度はそれほど変わりませんが、軽いフックでスロー引きすると表層~直下を狙え、重いフックで遠投して竿先が海面にあれば2m近く潜ります。この間は自由自在なのでお好みや状況で選んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
お久しぶりです。ルアーの浮き姿勢を見るとフックが重くなるにつれて頭が上がる傾向にありますが、なるべく表層を引きたい場合はフロントフックを小さくして、リアフックを大きくするのと、両方小さめにするのはどっちが表層を引けますか?何番と何番の組み合わせがオススメとかありますか?(見た目がカッコ悪くならない範囲内で笑)
熊本のiさん、お待たせしました。ご質問についてですが、両方小さ目(軽く)にしたほうが浅く引けます。
意外にも頭が上がっていると浅いどころか、特に遠方での引き始めで頭を急に突っ込ませることになります。頭が上がっていて潜行しないときは、ピックアップ近くとかの近距離でラインが上向きの角度にある場合等になります。遠方では水面と平行に引かれるため初めから下がった頭であれば一瞬ですが(トゥイッチ時とかも)上向きに引っ張ることになります。超スローで頭が上向きの姿勢を保てるほどであればこの限りではありません。
次に掲載したフック例では、軽くなるほど表層向き、スローリトリーブ向きになります。標準としては#1/0つまり3g前後(1個)を目安にしています。それでも実用スロースピードでならば表層近くを引けます。
近く簡単にですが泳ぎの動画をアップしますので参考にしてください。
ありがとうございます。
動画も楽しみにしてます。