フィールドレポート更新しました。スタッフ古賀より。
釣行データ
釣行日: 2021年7月~8月頃
釣行エリア: 神奈川県相模湾エリア オフショア
釣果:シイラ、ハタ類etc
使用タックル
Lure:タイジグスリム
Tuned K-TENTKP115YK
CONTACTFALLKE<コンタクト・ファルケ>
SHORES(ショアーズ) ジグ30g etc
WEB広報の古賀です。今回もコロナ対策で自宅近郊のレポートです。初夏の相模湾オフショアゲーム。
まずは、少し前になりますが小田原の「藤八丸」さんが試験的にスポットで出船している「SLJ(スーパーライトジギング)便」にお邪魔してみました。
SLJとは、近年全国的に流行の兆しが見えるジギングのスタイル。読んで字のごとく「軽量のジグをメインに使ったジギング」「PE1号以下の比較的ライトなタックルを使ったジギング」もしくは「タダ巻き主体で激しいシャクりが不要のお手軽なジギング」解釈は様々ですが、どれも正解なんだと思います。
藤八丸さんは相模湾西部で通年SLJが成立しないか、ポイント、釣り方を含め開拓している最中だそうです。
お邪魔した日は、停泊している早川港のすぐ目の前のポイントから始まり、根魚の有望な真鶴周辺、その後、鯛やヒラメ、回遊魚全般が期待できる、酒匂川、国府津、二宮、大磯沖と周りました。ポイントの水深はいずれも30mから60m程。船長曰く「とても渋い日」に当たってしまったようでサイズも全般小型主体でしたが、船中アカハタ、オオモンハタ、カサゴ、オニカサゴ、アヤメカサゴ、ホウボウ、エソ、サバ、ワカシ、アジ、ワラサ、【SLJ=外道無し】の精神で船中終始賑やかで楽しめました。体力も不要で女性や子供にもお勧めできる釣りだと思います。
ジグはタイジグスリムの60gと80gをメインに使用。細身で水切れの良いボディ形状はアクションも付けやすく、フォール、タダ巻きのバランスも良いので、様々なアクションで(マダイ+他魚種)を狙らう際も最適。地方ではマダイ以外でも既に好評です。
秋以降に本格的にSLJを楽しめるそうですので、興味のある方は是非 相模湾西部のSLJを開拓してみてはいかがでしょうか。
そして先日は平塚港の庄治郎丸さんのシイラ乗り合い船にお邪魔してきました。受付待合所にはアルコール消毒を常備。マスク装着の呼びかけや、船までの送迎時も密にならないよう配慮しており、コロナ対策も万全といった印象でした。平日にも関わらず、学生さんグループに、女性も交えた団体、レンタルタックルのお一人様等々含む十数名。それでも船が大きいので余裕をもってソーシャルディスタンスがとれます。
出船後はパヤオ、潮目、漂流物周りを流しながらテンポよく反応を探っていきます。この日は大型シイラこそ巡り合えませんでしたが、小型から中型のフレッシュな群れと再三遭遇し、船べりリリースも含めると船中軽く100数十匹の釣果だったと思います。
この日は、ベゼル、フリッツ、フィードポッパー、ブリットペンシル、リップルポッパー等々、既に相模湾のシイラゲームで長年実績のあるアイテムは極力封印して、それ以外のアイテムを試すことに注力しました。様々なルアーで反応を得られましたが、この日特に感触の良かったものをご紹介します。
・Tuned K-TEN TKP115YK この日はトップへの反応は著しく悪かったのですが、シンキング系では小型シイラの数釣り状態になった為、後半はトップに拘って攻める中、唯一水面へのバイトが複数得られたアイテム。水平浮きでスピーディーな首振りも容易。潜らせてからの早巻きの挙動も計算されていて面白いポッパーです。
・CONTACT FALLKE<コンタクト・ファルケ> 形状と仕様的にシンペンを謳ってますが、アクションはまるでリップ付きのミノーのように泳ぐ高い運動性能を備えています。ロッドワークやリーリングの強弱でイレギュラーな泳ぎの演出もお手の物。空気抵抗の少ないリップレス形状で抜群に飛び、尚且つリップ付きルアー並みの運動性能ということです。フックはST46#4→STX58#4 リングは#4→#5 に変更。
CONTACT FALLKE(ファルケ)スイム動画、製品ページはこちら
・SHORES(ショアーズ)ジグ30g 最近改めてよく使っていてお気に入りのスイミングブレードジグ。裏本命だったカツオに試すつもりで忍ばせていました。カツオに試すチャンスはありませんでしたが、キャストから沈めて高速巻きで沈んだシイラがいくらでも釣れそうな勢いでした。大阪のテスターYさんが例えで【漁具】と言っていましたが、見た目的にも釣果的にもその言葉がピッタリ当てはまる気がします。フックはプラグ用シングルフックのツイン仕様に変更。
夏のレジャーシーズン真っ只中ですが昨年同様にコロナの問題もあります。各々がその時の状況を正しく判断して無理なく動ける範囲で行動していくしか無いようです。それではコロナ同様に熱中症や台風大雨にもお気をつけて8月をお過ごしください。