幾年もかけ数多くの試作を作り、初めてK-TENシステム搭載のルアーが誕生したのが、今から37年前の1987年。キャスト時には重心をテールへ、着水後リトリーブ時には重心をヘッド側に移動させ、磁石でそのウェイトを固定するという機構は、基本的に変わりません。
しかし、搭載アイテムが増える毎に、極めてシンプルなこの機構も進化を続け、ウェイトの材質、数、ウェイトルームの形状、ウェイトとウェイトルームのクリアランス等々のコントロールにより付加機能を持たせることで、単純に「飛び」だけではないプラグの数々として、現在に至ります。