純シンキングミノーTKGS135

年頭に予告したルアーの機能面での課題解決に目途が立ったので経過をご報告します。

名称はTKGS135。私にとって過去38年で初めて純粋なシンキングルアーを量産品として作ることになります。

既にK-TEN系列にもシンキングミノーがありますが、それらは製造型からするとフローティングメインの設計となっており、後にユーザーのご要望に応じて錘を追加してバランスさせたものです。

理想を追うあまり、長年のファンの方々にはご不便をお掛けしていたことは重々承知していました。そこでせめて一本ぐらいはシリーズの不足を補え、戦えるプラグをお届けしたいと思いました。 (このあたりの考え方については、かつて質問に答えましたのでご興味のある方は→ 作らなかったものについて をご覧ください。長い文章なのでお暇なときにでも・・・)

 

 

初のシンキング専用型を作るにあたり、数十年も抑えてきたせいか溜まったアイデアが破裂するように次々沸き、割愛することも多く困りました。しかし、現時点でも細目で重い分K2Fより飛びますし、正式に特許が認定されたGシステムで反するものの両立という難題をクリア、パワーも倍化しています。望めばいち速く深場に達し、比較的低速で浅場も引けるという欲張った仕様です。それと隠し機能もいくつか・・・

あと数か月は自然と魚との対話に費やして微調整をすることになります。発売は初秋を目標にしていますのでご期待ください。なお、TKGSは タマゴ、かけ、ゴハン、スーパーの略ではありませんw

Posted by nino