TKLM140G 出荷開始
お待たせしました。明日よりTKLM140Gの出荷を開始します。オーダーを頂いたK-TEN系お取り扱い店様には順次配送されますので、今週末頃にはお届けできる予定です。
限定カラー
発売記念限定カラーは内部を見たいとのご要望が多かったので、ホロクリアと背腹のみクリアの2種になりました。
ファイヤーボーンカラーは、骨まで燃え尽きそうwということでネタも入っていますが、特徴的なローリング角度を視認するためのテストカラーでもありました。
イメージとの違い
尾から戻って磁着する球はコロコロと転がっているイメージですが、あれは説明用であって実釣では磁石が衝撃で割れないように鉄板を挟む必要があるほどカッ飛んで戻り、ブチ当たって磁着しています。その分、ガウス加速器にもパワーが加算されるわけです。
元々、球タイプの重心移動はウエイトルームを走るとき、摩擦の発生個所は1~2か所の点接触だけなので、円柱状等タイプの線~面~多点で接触するものより戻りやすいのです。むしろ早く戻り過ぎるときがあるのでBKRP140R3のようにわざわざ型を変えて遅らせようとしているぐらいです。今回も微妙なスロープで調整しています。(実釣ではゆっくり転がすことのほうが難しい)
着水直後のために
このルアーのコンセプトのひとつに着水直後の釣果アップがあり、一見時流から外れるようなセッティングを施してあります。
そのため、投入時振り被ったとき、ルアーが踊っているような投げ方だと安定した飛行姿勢をとれないかもしれません。飛行姿勢は空中で飛距離をあまり阻害しない程度に頭を支点に尾が小さく回転するぐらいを狙っています。最後部のオモリは軽い鉄球になります。(磁石に着いているタングステン球だけが黒いのは錆ではなく間違えないように着色してある)
実戦上、これ以上飛ばすだけのために後部ウエイトを増量すると、このルアーの場合、水中に突入したときにミサイルのごとく一直線の長い泡を引いてしまい、直後のバイトを妨げる恐れがあると判断しました。(ナブラでさえ沈ませる理由)現仕様ではそれを曲線になるようにしてできるだけ抑えています。
この仕様はすでにルアー自体を比較的軽くすることでそれに対処したK2F142、K2F162があるからできたことで、お互いをフォローし合えるようにしました。
重量級リップレスミノーによるテクニカルな釣りをお楽しみください。
次回、近いうちにこのルアー特有の方法がある潜行深度の調節についてお話したいと思います。
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