K2F142 WL 発売開始
K2F142 WL は全国の取り扱い店様にて発売中です。
これでK2F142に3種のリップを付けたことになります。泳層の違いによる使い勝手はご想像の通りだとしても、本当の目的はテンションの調整によって皆さんの使用状況に或る事をアジャストさせるためです。
或る事? それは142の持つ性質、引き心地が異様に軽い等に係ることで、リトリーブすると少し注意すればラインを通じて海そのものから様々な変化を感じる取ることができるということです。潮の流れ、川の流れ、海水密度、さらしの切れ目、払い出し、澱み、圧力といったことが、まるで糸電話のように鮮やかに手元に伝わってきます。ラインをピーンと張らせるばかりでは微妙なテンションの違いが分かりにくいので、精緻なルアー本体設計を元に調整をした結果、3種目のリップが必要と考えました。
皆さんの使用状況や癖でスイートスポット(情報伝達感度強)は異なるようです。それにアジャストさせるための3種であり、様々な状況下できっと一番感度が強く、海水、淡水の状態変化が分かりやすいリップがあるはずです。
慣れて練度が上がってくると、釣れるときはこのような場合なのか!とルアーが教えてくれるようになります。適当に投げたら釣れちゃった、というよりも予告を察知し期待できる数秒が加わることから、はるかに強い別種の興奮や快感を味わえることでしょう。それはルアーフィッシングの深みに気付くことでもあります。ぜひ体感してみてください。
スペック等詳細は、こちら(タックルハウス K2F商品ページ)
ディスカッション
コメント一覧
熊本のIさん、コメントありがとうございます。
WLは左右対称です。写真は映り込みがあるので非対称に見えるのかもしれません。
たしかに昔、正面から見て左右非対称にした機種もありました。静水での泳ぎ出しをスムーズにするためでした。ルアーの製作精度が上がると超初期に動き出しが鈍くなったので採用しました。
最近ではメインウエイト、Rユニット共、常に横ブレしていますからその必要ななくなりました。ちなみに横ブレさせずにメインウエイトを固定すると、今でもわずかに動き出しが鈍くなります。
ありがとうございます!
スッキリしました。
熊本のIです。
いつも楽しみに拝見してます。
WLはまだ入手しておりませんが、正面からの写真をパッと見て感じたのは、リップが左右で違うのかな?って思ったのですが、気のせいでしょうか?気のせいでしたらすみません。気になったので教えてください。