K2R112魚の反応

K2R112

すっかり秋の気配の昨今、K2R112発売後もモニタリングは続行中です。
未だ天候に恵まれない地域もありますが、全般的には今シーズンもスズキは堅調のようで安心しています。

ところでK2系は特に使い方などを指定していません。それは使い手各自各様の釣り方あることと、私には想定外の使用法で好釣果を上げている方々も見てきたからです。
しかしK2Rはジャンルとしてはシャローリップレスでも動きの原理からして他と異なるところがあり、使い方に迷っている方々もおられるようです。

そこで私自身再度試して確認したことを示しておこうかと思います。主に対スズキに関してこのルアーの使い方の筋みたいなものです。

ルアーの能力的には低速から高速まで対応できて、アッピールの高いダートアクション(引きながら、がコツ)も可能ですが、そうしたフルアクションが効く状況は余程活性の高い時、あるいはその反対か、極端なときが多いと思います。
平均的な状況でヒット率が高く、しかも大型が好むのはユックリ目のただ引き中にロッドティップを僅かに煽るぐらいの控えめな動きです。
どんなにアクションが小さくなろうと、このルアー特有の動きの要素は残っていて、これが効きます。 フルアクションは、主に任意にアッピールさせたいときに使います。その能力は低速で漂わせた時にも目標とする挙動をさせるための余裕分として働いているわけです。

先日の内湾釣行では、着水後少しだけトップ状態にしてから引くパターンで、大型が連発しました。いづれも遠方でのヒットでしたが純トップ並みに全てその瞬間を目撃できました。ミノー系ともトップ系とも魚の反応自体が違うのです。

ほんの一例ですが、使い方に迷ったら参考にしてください。

写真上の二枚はモニターのMさんから。いつも釣果報告ありがとうございます。数はルアーが物語っていますね。下のは私です。ルアーはランディング後外れました。限定カラーで昼間の内湾。

Posted by nino