アカメとの素敵な出逢い
滋賀の下川さんより、思い出の一匹に投稿いただきました。
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昨年の九月、高知のフィッシングハヤシでおこなわれたタックルハウス・プロモーショントレイルに参加した下川というものです。
当日は二宮さんにルアーについての数々の質問に答えていただき、実に貴重な一日となりました。すでに一年前のことになり、覚えておられないとは思いますが、滋賀より高知にアカメを釣りに来ていた者です。
その際、アカメが釣れたらWEBサイトの「あなたの思い出の一匹」募集まで送ってくれたら嬉しいとお言葉をいただきましたので、遅くなりましたが応募する次第です。
去年のお盆休みに、十日間の車中泊を行い、アカメを見事釣り上げた従兄弟に触発されて高知を訪れ、アカメフォーラムやアカメ釣り大会のことなど終ぞ知らず、偶然、釣具店にK-TENを買いにきたところ、二宮さんのお話をうかがうことができたのは、大変幸運だったと思います。
その後、何度か高知の浦戸湾に足を運び、先月のお盆休みにようやくアカメと出逢うことができました。今回の釣行は直前まで雨が降っておらず、高知に到着後、大雨に見舞われるというコンディションでしたが、それまで不調と聞いていたアカメの釣果に、必ず良い変化が起きるという確信がありました。予想は当たっており、現地で落ち合った従兄弟は、釣り開始三投目にしてアカメを釣り、昨年の苦労はなんだったのかと、苦笑しておりました。
今回の釣行は五日を予定で、すでに釣果をあげた従兄弟はのんびり釣りを楽しんでおり、その姿を横目に刻一刻と過ぎ去る時間に焦りながらルアーを投げていました。同じ場所で釣りをしていた方がすぐ隣でアカメを釣り上げるなか、何が悪いのか、巻くスピードがちがうのか、ルアーの選択が間違っているのか、カラーか、と自問自答を繰り返しました。
自分の釣り自体に自信が無くなり、疑心暗鬼に陥りかけていた時、分からないなら、基本に立ち返ろうと思い、K-TENの泳層の違うもの、サイズが違うものをセレクトして、浅いところから深いところ、同じ泳層で反応がないならサイズを小型にすることを繰り返したところ、10メートルをきる至近距離でK2F122、マリングリーンにヒット、初めて体験する強烈な引きに及び腰になる中、従兄弟の手助けを借り、無事ランディングすることができました。
アカメに出逢わせてくれたルアーは、偶然にも二宮さんとお話した日にフィッシングハヤシで購入したルアーでした。アカメを釣った後、しばらく身震いがとまらず、はじめの一匹がいかに得がたい体験か、思い知った次第です。アカメとの素敵な出逢いをくれたK-TENと従兄弟と、あきらめないやつが最後に釣ると言葉をくださった二宮さんに感謝を捧げます。
下川 新
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下川さん、身震いするほどの魚に会えて、ほんとうにおめでとうございます。
初めてお会いしたときから、いずれこういう嬉しいご報告をいただけることを確信していました。
これからも期待していますね。
二宮
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