嬉しいのはトップだから?〔BKRP140・115リップルポッパー〕
たまに釣友やユーザーの皆様から、釣果報告のメールを戴くことがあります。作り手の幸せというか、この仕事をやってきて本当に良かったと思えるときです。
特にリップルポッパーで釣れたという話には、文面に特徴があり、他のルアーのものより文章そのものが長いことが多いのです。そして、意外なことに魚のサイズは平均的には中型でした。(中には日本記録の報告もありましたが)
ミノーでの釣果報告には、サイズや数が突出したものが多いのですが、リップルポッパーでの報告には、やっと出た60センチ一匹でも熱いものがあります。文面から滲んで見えるものが、私にも初めてスズキが釣れた頃を思い出させてくれるのです。
メソッドも各個人で、夜のデットスローから、昼間のサラシ上を滑らせたり、と様々でした。
トップだから嬉しいというだけではなく、魚とのコンタクトまでに濃密な時間があるが故に、印象に残るのだと思います。
元々、このルアーは、バスのようにピンポイントでアクションさせるトップウォータープラグというより、広範囲のフィールドから一気に魚を引き出すためのものです。
そのため、ミノー的な要素を取り入れて、潜ったり、泳いだり、引き波を立てたり出来るようになっています。ボリュームのあるシェイプは強気の現れでもありますが、釣るという
能力には磨きをかけてあるので安心して使ってください。
あなたに合ったメソッドを探すことができれば、きっと、あの水面炸裂を目撃できるでしょう。
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