質問…シイラのこと
東京のWHさんからの質問です。
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…略…ずっとシーバスオンリーだったのですが、去年の夏からシイラを始めました。
シーバスにもルアーを見切られるという感じはありましたが、シイラには目前でいつも見切られています。まる見えだから悔しいです。(笑)
…略…何かアドバイスをよろしくお願いします。
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お待たせしました。お答えします。
夏のシイラ、楽しいですよね。
最近の私は機会があれば、ぐらいにしかやらないのですが、以前は夏になると講習会等のイベントがあり、毎週のようにシイラを追っていました。
当時から判りやすいポイント、パヤオや大型浮遊物周りに付いたシイラは、叩かれ過ぎでスレていました。
始めて2シーズンぐらいだと、できれば同船しているベテラン達の釣り方を見て学べればよいのですが、それがかなわないときは、シイラに見切られていると感じたら、こちら側も見切って釣りやすい魚を新たに捜したほうが早いかもしれません。
釣りやすい魚とは、できるだけ、せめて当日にルアーを見ていない、潮目沿いの回遊魚、見付けづらいがマトモな浮遊物周り、鳥山付きのシイラです。
なかなか見つからないときも多いですが、船長任せにせず、自分たちで捜す気合いが欲しいところです。
そうやって、まずはスレていないシイラを相手にして数多くの経験を積むわけです。しばらくするとそのウブなシイラも反応が薄くなっていきますから、それから色々試してみればよいと思います。
そのうちにシイラとルアーとの間合いの取り方が何となく解ってくるようになります。
例えば、追ってくるシイラを見て、慌てて喰わせようとルアーを止めてしまう初心者がいますが、むしろ逃げるべきです。自ら食べてくれなんて頼む小魚はいません。
自分が小魚になったつもりでルアーを動かしてみて下さい。
余談になりますが、シーズン初期のシイラを追って関西から相模湾まで、私も週毎に北上していたとき、憶えのある派手なポッパーを頭に付けた大型シイラと、お互い五百キロ移動後に再会したことがあります。
また別の日に、大きな群れの中に黄色いタグ付きのシイラを二匹、発見して、まさかそのシイラは釣れないだろうとルアーを投げてみたら、なんと、その数多いシイラの中で、追ってきて釣れたのはその二匹だけ、ということがありました。これには考えさせられました。
この夏のシイラ、大いに期待しましょう。
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