募集…あなたの思い出の一匹‐10
井出さんより、将来必ず良き思い出になる一匹を、送って戴きました。
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今日は思い出に残る1枚ということで、思い出には程遠い最近の1枚なのですが僕には大変価値のある魚と出会えましたので送らせていただきます。
まだ二宮さんの記憶にも新しい今年の8月17日アカメ釣り大会での出来事・・・。始めてヒットしたミノウオクラスのアカメを全く成す術もなくバラシてしまいました。僕の手元に残った物はフックを前後とも伸ばされワイヤーまで引き出されたBKF140と激しいドラグ音の残響でした。以来、気が付けば頭の中でドラグが鳴っている状態で、何もできなかった悔しさと未知なる大物に出会えた喜びに突き動かされてロッドを振る日々が続いていました。ただ、あの時の魚にもう一度会いたい!という一心で・・・。
それから3週間後の9月7日午後10時半。ポイントを1箇所に絞って通いつめたおかげで自分なりの攻め方ができあがってきた頃でした。再びドラグを勢いよく鳴らす相手に出会えたのです。ヒットと同時にラインが引き出されました。止めることは出来ません。止まってくれと祈りながらも前回の魚よりは小さい相手と分かり、立ち位置やロッドワークで応戦できました。途中の激しい抵抗も今までの経験が勇気付けてくれます。これを獲らなくては始まらない!フックが1つ外れヒヤッとする場面もありましたが、約10分のファイトの末、足元まで寄ってきた魚は92センチ、8.5キロ。アカメとしては中型だと思いますが僕にとっては狙って仕留めた貴重な魚です。思い出というよりは始まりの1枚ですね!ルアーはBKF115。案の定フロントのフックは完全に伸びていました。
井出
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大会中に聞いたオオバラシの話から、三週間。ドラマが待っていましたね。バラシの経験も生かされているから、あのフックを伸ばしたアカメも井出さんの中で生きているということですね。
この魚の思い出は、三週間という時間とセットで記憶されて、数十年たっても色褪せないと思います。 二宮
ディスカッション
コメント一覧
二宮さん、ブログにUPしてくださってありがとうございます!光栄です!
それから、この一句!最初どうしてカタカナなんだろ??って思い注意してみると・・・(笑)!すごく深いですね。ぼくの夏はこの一句に凝縮されてます!嬉しいです!
上杉さんもありがとうございます!そしていつもタグ打ちに駆けつけてくださってありがとうございます!あの時は正直、興奮してました(笑)メーターには届きませんでしたが初めてアカメを手にした時とはまた違った充実感がありました。これも上杉さんの熱意に触発されドップリはまることができたからですよ!ますますアカメが好きになりました!
よんちゃまさんからタグを打ちに来てほしいと連絡をもらった時、あの嬉しそうな声を今でも覚えています。あのアカメはまさしく狙って捕った自己記録だと思います。ヒットした魚を全てキャッチは出来ませんよね(笑)バラしも有ります。力の強いアカメなら尚更です。苦労してキャッチ出来た魚は大きな価値が有りますね。
イデさんに、一句捧げます。
ス・バラシ・キ オモ イ・デ ノナツ ミノー・ウオ