K2F142現況……トライアングルアイ
今日は、大きな魚や根掛かり時に、強大な力の掛かる腹部のアイについてです。
Fショー発表から、トライアングルアイの熟成が進みました。少しラウンド化して、後ろに近いほうのみ太くしました。
力は少しでも根元に近いほうで受けたほうが強いのです。強くなれば、その分、細く軽く出来ます。カッコウの違和感を別にすれば、良いことだらけなので採用しました。
飛行時のフックの暴れを軽減する効果や、ねじれにも、リングとの回転許容範囲が若干広くなります。
このアイデアの元は、昔、北岳バットレスでロッククライミング中、墜落して、次々とハーケンが抜け、最後に偶然に差し込んだだけの一本のハーケンが堪えてくれた経験から、です。(今だに夢を見ることがある)
岩にガッチリ打ち込まれたハーケンも、サイズが合わず飛び出していれば、案外脆く、グラグラでも横溝に根元まで差したハーケンは、人一人分の数十メートルの落下衝撃に耐えました。
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