新作の前に

9月に発売を予定している新作の前に、マグネット式全自動重心移動システムルアーに関してのウンチクをひとつ書きます。

発売から数十年経ているわりに、気付いている方は少なく話しても実際に見るまで信じてくれなかったことです。

 

それはフローティングのK-TENを静水にソッと浮かべると・・・30秒~120秒で頭か尾のどちらかが北を向き、方位磁石となることです。

今一つイメージが沸かないのは内蔵する小さな磁石に本体を動かすほどの力があるとは思えないからでしょう。

釣りに直接は関係のない事ですが、私には何となく健気な感じがして気に入っていた性質です。

 

しかし、製造上の都合でいちいち磁力の方向を指定するわけにもいかず、南北どちらかというアバウトなところが不満でした。

 

それが、ついに9月の新作に内蔵するRMシステムによって必ず正確に南を向くという念願の性質を手にいれました。

 

それで、何か役に立つの?という声にお応えして・・・

万一海上で遭難漂流したとき、とか。お風呂等で完全防水の方位磁石として、とか。あるいは一分ほどルアーを眺めていると、地球を感じることができる、かもしれません。

ご期待ください。

「新作の前に」への4件のフィードバック

  1. 更新されると、お元気なんだなと安心します。方位磁石の件は今日トビウオカラーに思わず飛びついてしまったK2F142FactoryModelで試してみます。
    現在のK-Ten在庫の61個目。意外に少ないのは未だに丸いワイヤーの強者が結構生き残っているから。今週末の台風来襲辺りから今シーズンも何匹かいいスズキを連れてきてくれる筈です。新製品も楽しみにしています。

    • バンクマンさん、コメントありがとうございます。

      多数の在庫と丸いワイヤーの強者がこの先もご期待にそえる活躍をしてくれることを願っています。
      新作も気合を入れましたので、よろしくお願いします。

  2. 恥ずかしながら、初めて知りました(汗)
    またk-tenながらの遊び心やロマンがあるなぁ〜と感じました。今度、方位磁石と一緒に風呂に入ってみます(笑)
    新作のRユニットRMユニットの使い方が今から気になってしょうがないです。
    TKR、K2R、K2Fはジェット機
    TKWはアンバランスなプロペラ機
    TKPはやじろべえのようなイメージを勝手に持っています。
    今回はどのような作用になるか…非常に楽しみです。
    そして、久々の更新にほっとしました。個人的に楽しみにしておりますのでたまには更新してください(笑)

    • ndlsさん、コメントありがとうございます。
      ご指名のルアー達のイメージは特徴を捉えていると思います。

      それぞれ使って楽しく深みのあるルアーになるように心掛けてきました。
      今後もご愛用、よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です