K2RP122 リップルポッパー発売

 お待たせしました。K2RP122リップルポッパーは本日から取扱店様に順次発送しています。
 全15色、限定カラー1色ですが、ゴールドレッドだけは月末になる予定です。
 
 ぜひお買い求めいただいて、まずは明るい時間帯にでも従来リップルとの挙動の違いをご覧になってください。見かけは従来リップルと似ていますが、その性質はより繊細でありながら、よりアグレッシブに使用できるようになっています。
 
 
 例えば、根の先に投げても海水さえ岩を乗り越せるのなら、タイミングを見て波と一緒に岩を越せます。シンキング系はもちろん、縦浮きのポッパーやミノーではコツを要する困難なことを、高浮力な水平浮きであるK2RPは形状的にも容易にこなすことができます。
 このことはトレースコースそのものの拡大に繋がり、その増した飛距離と共に、実戦で大いに助けとなる性質です。
 
 もう少し詳しく言うと、磯上に波が駆け上がり次に落ちていくその磯際こそ最も確率の高いヒットゾーンですが、現実的には岩のギリギリにルアーを投げ込むには根掛かりや破損が怖くて、つい少し離れた安全ゾーンに投げがちになるものです。
 飛距離を増し、フッキング率を向上させ、なお比重を軽くすることに成功したK2RPは着水時に深く潜ることもなく、不慮のトラブルを回避しやすくなりました。つまり積極的に狙えるポイントが増えるわけです。
 
 
 一方、静かな海をトレースするときは、水面とのライン角度とスピード調整で明確になる水上アクションと水面直下アクションを使い分けてみてください。
 超低速域でもメインウエイトが僅かに横ブレして、浮いたゴミ化を防ぎますが、真骨頂は適度なスピードで潜らせた後、単なる引き波系ルアーではできない、水面上に出るか出ないかの微妙な領域さえコントロールできることです。独特な生命感を与えることで、新たなメソッドを引き出してあげてください。
 
 また、青物等で常用される高速域では従来リップルと水上では同じですが、水面下では振り幅の狭いミノーアクションになっています。単調なルアーにはできないことなので、使い分けるというより、ミックスで演出を楽しんでください。
 
 
 追記、モニターさんからの質問で、磁石が離れやすいのでは?とありましたが、これは縦にしたとき、投げる時には球が磁力の弱い部分にプレ移動するためです。
 横にしたとき、リトリーブするときには、磁力の強い磁石の中央部に磁着しています。これは耐久性を確保するための機構です。
 
 では、今秋~冬のシーズン、よい魚に巡り会いますように。 

Posted by nino