ルアー対象魚?

年々、ルアーの対象魚が拡がる傾向があります。その理由はともかくとして、特定の魚種に集中してしまうことを避けるためにも、また、せっかく得た休日を季節や天候を問わずに楽しむためにも、歓迎すべき事なのでしょう。

私や身近な釣友が、今までハードルアーを使って、海岸から釣ることの出来た魚種を挙げると、
スズキ全般、青物全般から、アカメ、サメ、エイ、タコ、イカ、この頃ではメイン魚種の仲間入りしたヒラメ、マゴチがあって、カサゴ、ハタ、マダイ、クロダイ、タチウオ、メバル、ボラと続きます。この辺りまでは認知度から言えばポピュラーかもしれません。
それが釣り人生で一度きりクラスになると、マンボウ、スナメリ、まともなサイズのイシダイやメジナ、キスまでハードルアーで釣れています。そして極め付きはタツノオトシゴがフックに絡み付いて来たというのですから驚きます。

その内に、今までルアーの対象とは考えられなかった魚を狙うことに、情熱を傾けるルアーマンが登場するかもしれません。
新しいメイン魚種と成り得るのは、生息数が多いことが条件になりますから、なかなか難しいのですが、地域限定の魚や釣り方なら、まだ余地は有りそうです。それにトライしている当人からすれば相当楽しいと思います。どんな釣りでもテーマを設けると飽きませんから。

そして、未だ見ぬ魚を得るための道具は、既存のメーカーの先導で作られるより、個人的なハンドメイドの作り手から発信される可能性のほうが高いでしょう。突飛なルアーと魚が現れそうです。

Posted by nino