アカメ釣り大会のこと

BKF175,アカメ

16日、17日の両日、高知県の浦戸湾で開催された、第二回アカメ釣り大会に行ってきました。
長野さんを代表とする「アカメと自然を豊かにする会」主催の調査目的を兼ねた大会です。今年は120名近い参加者が集まり、浦戸湾だけで11匹が釣れました。(期待以上)そしてほとんどタグアンドリリースが出来ました。会場も和気藹々、楽しい時間を過ごせました。

詳しい結果報告は、近く「アカメの国」内で発表されると思います。大会名か、アカメ、と検索すれば筆頭で表示されます。歴史のあるHPなので、ご存じのかたも多いと思います。関わった皆さんの深い想いが伝わってきます。  

ここ、K-TENラボでは、釣りの合間のエピソードなどを少しだけ書かせていただきます。
ひと月前、長野さんからお誘いがあったとき、釣り場が浦戸湾のみということで、釣果について、いらぬ心配をしてしまいました。しかし、実際は会場に待機していると、明るいうちからアカメ確保の知らせが次から次と入ってきました。 即座にタグと撮影をするため、スタッフの上杉さんが急行します。(大変)
釣り場は何処でも30分圏内です。私も4例ほど現場に同行させて貰いました。タグを打って、会場に戻ると携帯に連絡が入るので、ならばと現場にしばらく居ると釣れない。戻ると釣れます。(^^;) どの一匹もやはりアカメ、釣った方はほんとに嬉しそうでした。

参加者の半数近くが県外からというのもこの大会の特徴です。地元組で、すでにたくさん釣っているベテラン達は、釣りの時間はほんの少し、後は会場でビール。初心者がポイントも判らず、途方に暮れていると親切に教えてあげていました。

私もほとんど会場にいたので、イイ話をたくさん聞けました。それぞれのアカメ一匹にドラマがあったのは、語る目で解ります。
大会中、バラシた方も多かったようです。トンデモナイ大型を掛けて、一方的に走られた方もいました。フックが伸び、ルアーのワイヤーが飛び出ていました。 記念にそのルアーを飾りたいと聞いたときには、制作者として半端な物作りは出来ないとあらためて思ったものです。
それに、今シーズンも絶好調のベテランの方のルアーボックスを見せて貰うと、使い込まれたBKF175がドッサリ。私より持っている。ビックリ。強気です。また、各ルアーに独特のチューニングがしてあって、嬉しくなりました。(どうしてもアカメの顔を見たい方は小さなルアーも用意していったほうが無難なようです。)

また、四万十方面から来た方々の、数々の写真にもビックリ。釣った本人の熱気が伝わってくるから、雑誌に載っている写真とは違って見えるのです。
今年はいまひとつだそうだけれども、まだシーズン中。さらなる一発を期待します。

それと、思い出のルアーを見せてくれたり、私の酒の相手をしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
アカメに魅せられた人々の集いである本大会の役割に、今後も注目していきたいと思います。 

Posted by nino