今朝のビオトープ

生き物

日課のメダカの餌やりをしていると、睡蓮鉢のひとつでシオカラ?トンボが、ヤゴから羽化していました。
小さなヤゴの体から出た後は見る間に大きくなります。何処に入っていたんだろうというぐらいに。
このままにしておくと、数日前のように野鳥にやられそうなので、今日は安全地帯に引っ越し。羽をばたつかせて乾かしています。
睡蓮鉢の中には、外飼いの上、放置ぎみなので様々な水棲生物が住み着いています。(メダカ、ヤゴ、ミズスマシ、モエビ、オタマ、アメンボ、貝類等)それに、水を求めてカエル、沢ガニ、ハチ、小虫に加え、彼等にとっての外敵、猫、鳥、とかげ、と賑やかです。
メダカの稚魚が生まれても、いつもはそのままにして自然に任せていました。それでも隠れるところが多いので、適正な数を維持していたのです。
しかし、今年は成魚が多すぎるのか、生まれる端から親に食べられて、一匹も残りません。仕方なく稚魚も隔離しました。メダカも超小型のルアー、フライがあれば釣れちゃいますね。

鉢の他に一カ所、コンクリ攪拌用の箱を利用した大きめの水槽もあるのですが、ビオトープ化した其処は生存競争が厳しすぎて、癒しの空間なんてものじゃありません。
まず、メダカと同体長ながら、ヨシノボリが強く、メダカの尾を食いちぎってしまいます。弱ったメダカにはエビが…。 さすがに残った少数のメダカは、攻撃をかわす術を知っていて、尾も再生してきます。例年だと、全滅するんじゃないか?と心配するころから急に稚魚が残り始めます。
水質等の環境は良いので、病気に罹ることはありませんが、ノンビリした世界ではありません。

小魚に癒しを求めるなら、ベランダか室内飼いのほうが無難だと思います。

Posted by nino